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【ご注意】ローリングケースのハンドルについて

シンクタンクフォト社のローリングケースには、伸縮式のハンドルが採用されています。このハンドルはモデルによって段数や太さが異なりますが、すべてハンドル上部のロック解除ボタンを押し下げて操作する点では共通です。

このロック解除ボタンは、ハンドルを一番上まで引き上げる時と、一番下まで下げる時のどちらのときにも、必ずしっかりボタンを押し下げたまま操作して下さい。ハンドルの伸縮中にボタンから指を離すと、故障の原因となりますのでご注意下さい。

またシンクタンクフォトの現行ケースには「エアポート ローラーダービー」を除き、ハンドルを中間位置でロック出来る機構はございません。中途半端な高さのままハンドルに力が加わると、内部のロックピンが変型する恐れがありますので、ハンドルは伸ばしきった状態または完全に折り畳んだ状態のいずれかでお使い下さい。

また、ハンドルを傷める原因となりますので、階段ではケースを引きずり上げず、ケース本体に縫い込まれている取っ手を掴んでケースを持ち上げて下さい。


クリア窓部分のポリウレタン素材について

シンクタンクフォトの多くの製品に使われている、ポリウレタン製の透明パーツ(名刺ホルダー、CFカードケース、内部ポケット、
防水カバーの窓など)。
他社では透明パーツには安価なポリ塩化ビニル素材を用いるのが普通ですが、シンクタンクフォト社では2005年以来、同社の
「No PVC(ポリ塩化ビニル不使用宣言)」にもとづき、全製品の透明パーツにポリウレタン素材を採用してきました。
ここでは、このポリウレタン素材の特性と、そのお手入れ方法をご説明いたします。

【ポリウレタンの利点】
●ポリ塩化ビニルよりも、製造工程で環境負荷が低い。
●廃棄した際、焼却しても有害成分が出にくい。
●伸縮性に優れ、低温でもひび割れない。(ビニルは摂氏0度から硬化が始まります)

【ポリウレタンの注意点】
●経時的にクリア部分にクモリや黄変が生じる。
●気候と使用頻度によって異なりますが、工場出荷後およそ2〜3年で黄変が生じます。この黄変は素材内部から
起こるもので、現時点では進行を抑えたり拭き取ることは出来ません。シンクタンクフォト社では継続的に、黄変しにくい
非ビニル素材を探して開発を続けています。

【ポリウレタン製透明パーツのお手入れ】
●ポリウレタンの表面に生じるクモリは、プラスチック用クリーナーをお使いいただくときれいに拭き取ることが出来ます。
シンクタンクフォト社が使い実績を認めているのは、「マグアイアーズ・プラストX クリアプラスチッククリーナー&ポリッシュ
(Meguiar’s PLASTX Clear Plastic Cleaner & polish)」です。
これは多くのカー用品ショップや通販会社でお求めいただくことができ、ウエスに少量取って透明パーツに塗り、丁寧に磨くよう
にして拭き取るとクモリを取ることが出来ます。

1)きれいなウエスにクリーナーを10円玉大に出し、円を描くように塗る。
2)何度も円を描くように塗り伸ばす。
3)クリーナーが付着していない部分のウエスでクリーナーを拭き上げ、磨く。
4)作業開始から5分ほどで、写真のようにとてもきれいになります。

※ポリウレタン窓やポケットは、もし手が届けば、表裏両面をこのクリーナーで磨いていただくとより仕上がりが綺麗になります。


航空機の機内持ち込み手荷物に関する情報

航空機にカメラ機材を持ち込む場合、バッグの数量とサイズの他、重量にも規定が設けられている場合があります。
また、保安検査場では荷物の大きさを測るゲージを使用しており、ゲージに触れる荷物は機内持ち込みを拒否される
可能性があります。出張や旅行の前には、荷物のパッキング前にご利用の航空会社に最新の規定をご確認下さい。

(参考情報:一般的な手荷物基準の一例)
・100席以上の航空機 3辺合計が115cm以内(55×40×25cm以内)かつ、重量10Kg以内/ 1ヶ
・100席未満の航空機 3辺合計が100cm以内(45×35×20cm以内)かつ、重量10Kg以内/ 1ヶ

●ANAグループ国内線・国際線の機内持ち込み手荷物規定(2020年1月現在)
国内線の規定はこちらをご覧下さい
https://www.ana.co.jp/ja/jp/domestic/prepare/baggage/carry-on/
国際線の規定はこちらをご覧下さい
https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/prepare/baggage/carry-on/

●JALグループ国内線・国際線の機内持ち込み手荷物規定(2020年1月現在)
国内線の規定はこちらをご覧下さい
https://www.jal.co.jp/dom/baggage/inflight/
国際線の規定はこちらをご覧下さい
https://www.jal.co.jp/inter/baggage/inflight/

※上記のほか、外国航空会社ではより厳しい基準を設けている場合があります。このため、カメラ機材を機内に持ち込む場合は、ご利用航空会社のホームページなどで出発前に随時最新情報をお調べになることを強くお薦めいたします。

・外国航空会社の手荷物持ち込み規定の例

●ユナイテッド航空の機内持ち込み手荷物規定(2020年1月現在)
https://www.united.com/ual/en/us/fly/travel/baggage/carry-on.html

★上記情報はお客様への情報提供の一環として提供するものであり、実際の機内持ち込みの可否やトラブルについて
シンクタンクフォト社および銀一株式会社では一切その責を負いかねます。


各種ロックの設定方法について

シンクタンクフォト製品に付属している、各種ロック(南京錠、コンビネーション錠、TSAロック)の設定方法のPDFです。